
豊かな芸術との感動の出会い… そこはガラスのアートボックス
美術家たちがその世界観を自在に表現する個展
想いを一つに、作家それぞれの感性が響きあうグループ展
美術愛好家皆さまの作品展、各種サークルのお教室展
都会のオアシス「大通公園」を臨む小さなギャラリーで
思い出に残る展覧会を開いてみませんか
当ギャラリーは、正面に広いガラス面をもち、展示をより立体的に演出することができる空間です。小さな展示面積ながら最大2.7mの天井高と、地下鉄大通駅直結の立地条件の良さから、個展やグループ展、各種サークルや教室の作品発表展など、たくさんの道民の皆さまにご利用いただいております。
当ギャラリーが、皆様の芸術創作活動の発表の場として、また、都心を道行く人々の心のオアシスとして、日々の生活に豊かな潤いが与えられる場となりますよう願い、皆さまのご利用、ご来館を心よりお待ちしております。
5月31日(火)~6月5日(日)
10:30~16:30
最終日は16:00まで
2人展 vol.2・こうち香織&Yuki
jMEA日本メタルエンボッシングアート協会の北海道支部会員のお二人による作品展。メタルエンボッシングアートは錫(すず)のシートに独特なツールとテクニックを用いてエンボス加工をして、繊細な装飾を施していくアートです。中世ヨーロッパ・ロシアを中心に、職人たちによって伝承されてきた歴史ある伝統美術工芸です。額装した平面作品や立体作品など20点ほどを展示します。ぜひ、この機会に、銀色に輝く美しい作品たちをご鑑賞ください。
会期中はメタルシートを使用した体験ワークショップも用意しているそうです♫
興味のある方はご参加ください。(受付13:30~15:00・定員2名/日)
6月6日(月)~6月12日(日)
10:00~17:00
初日は13:00から、最終日は15:00まで
畠山捷子個展「八〇才万歳」
市内文化センターの絵画教室で60歳から絵を学び始めたという畠山さん。このたび、80歳という節目の年に「初個展」を開催します。これまで教室展やグループ展などに出品した経験はありましたが、今回は“初”個展です。
開催を決断するにあたっては、お教室の先生である田所陸男先生に背中を押していただいたとのこと。これまで活動を共にしてきたお仲間の皆さんもきっと応援してくださっていることでしょう。
風景・静物などをモチーフにした油彩・パステル画を20点ほど展示します。これまでの研鑽の成果を今こそ皆さまにご披露いたします。ぜひご高覧ください。
80歳 ばんざぁ~い\(^o^)/
初個展 バンザァ~イ\(^o^)/
おめでとうございまぁ~す\(^o^)/
写真 「歓喜」油彩
6月14日(火)~6月19日(日)
10:00~17:00
パナマ民族手芸 MOLA(モラ)教室展
パナマ共和国の300を超える島々が美しい〈サンブラス諸島〉。そこに暮らすインディオ クナ族の女性達の民族衣装であるブラウスを『モラ』と呼びます。『モラ』の起源は1880年頃と推定され、土台となる布の上に布を重ねてカットして縫い、さらに布を重ねてはカットして縫っていく細かな作業が基本です。祖母から母へそして娘へと伝承されてゆく技術です。
森に棲む精霊や鳥類、魚類等々をモチーフにした豊かな感性で伸び伸びしたデザインが特徴です。私達には想像もつかないカラフルな作品に思わず心を奪われます。中南米の島々に受け継がれる伝統的な手仕事の数々を手本にした、北海道に暮らす私たちの作品をぜひご覧ください。
写真:景山睦子作品
7月4日(月)~7月10日(日)
10:00~17:00
初日は11:00から、最終日は16:00まで
アトリエ金曜会 香取正人教室
札幌市在住の画家香取正人さんが主宰する“金曜日に開催”の絵画教室の生徒さん4名による作品展。風景・花・静物などをモチーフにした油彩画や水彩画を展示します。香取先生も賛助出品されます!
長引くコロナ禍の中、お教室の活動においても厳しい時期を経験してきましたが、あふれる想いを作品に込め、メンバーの一人一人の日頃の研鑽の成果を発表します。
今なお続く緊張の毎日に、作品を見てくださる方に少しでも安らぎと元気をお届けできたら…という思いで開催いたします。
皆様どうぞお楽しみに( ^ω^ )
5月16日(月)~5月29日(日)
照明点灯時間 7:00~20:00
・最終日は17:00まで
・ギャラリー内に入場することはできません。
・照明点灯時間にガラス越しにご鑑賞ください。
道銀文化財団アーティストファイル
手塚昌広 展 摂理と虚構
「摂理」とは、自然界を支配している法則のことであり、「虚構」とは、事実ではないことを事実らしくつくり上げることを言います。「摂理」と「虚構」という言葉は、自身の作品の根幹を構成する重要なテーマであると同時に、現在、社会で起きていることを紐解く上でも重要なキーワードであると考え、今展のタイトルとしました。
手塚 昌広
今般のコロナ禍、当ギャラリーでもいくつかの展覧会が出展者様のご配慮で中止となりました。しかしながら、この状況だからこそギャラリーの灯りが消えないように、これまで当財団の事業や「らいらっく・ぎゃらりい」とご縁の深い、北海道の美術家の皆様にご協力いただき、「アーティストファイル」シリーズとして作品展を開催いたします。
手塚昌広先生は、伊達市のご出身で江別市在住の画家です。北海道教育大学教育学部函館校美術教育専攻を卒業され、北海道おといねっぷ美術工芸高等学校、江別高等学校勤務を経て、現在は札幌厚別高等学校で美術教諭として教鞭をとる傍ら画家としても精力的に創作発表活動を続けられています。
財団では、北海道銀行支店ロビーを会場に、道内高等学校にご協力をいただき、月替わりで作品を入れ替えながら高校美術部の生徒さんの作品展を通年開催しています。手塚先生には昨年まで顧問をされていた江別高校美術部の生徒さんの作品展を大麻支店のロビーで展示するにあたり大変ご尽力いただきました。そのようなご縁から、今回は、画家としての手塚昌広先生に個展をお願いしました。個々の作品は平面の絵画作品で構成されていますが、ギャラリー空間そのものを一つの大きな作品に見立てタイトルの通り「摂理と虚構」というインスタレーション作品として展示し、皆さまにはガラス越しにご鑑賞いただきます。コロナ禍の中ではありますが、ひととき作品の前に佇み、そのダイナミックでありながら緻密で繊細な、現実から解き放たれ時空を超えた向こうへ引き込まれるような…そんな不思議な世界観をお愉しみください。
写真 『k』(部分)/2020年/ミクストメディア