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W.A.モーツァルト最晩年のオペラ作品である「皇帝ティトの慈悲」。舞台はイタリア・ローマ。愛、欲望、嫉妬、裏切り…、そして慈悲。ローマ帝国の皇帝の中でも慈悲深く徳の高いティトとは…。
本公演は北海道初演、全2幕、日本語字幕付き原語上演です。皆さまお誘いあわせの上ご来場ください。
2022年度道銀芸術文化助成事業
北海道二期会 令和4年度オペラ公演
「皇帝ティトの慈悲」
日 時
2022年11月19日(土) 18:00開演/17:15開場
20日(日) 13:30開演/12:45開場
会 場
札幌市教育文化会館大ホール
札幌市中央区北1条西13丁目
出 演
指揮 園田隆一郎、演出 岩田達宗、管弦楽 札幌交響楽団
キャスト 岡崎正治、土谷香織、千田三千世、東園己、岩村悠子、荏原孝弥(客演)、他
入場料
全席指定 SS席12,000円、S席10,000円、A席8,000円、B席6,000円、C席4,000円
問合せ
opera@hokkaido-nikikai.com(北海道二期会)
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北海道二期会は、令和4年度オペラ公演として、11月19日(土)、20日(日)の二日間の日程で、札幌市教育文化会館大ホールにてモーツァルト作曲オペラ『皇帝ティトの慈悲』を上演致します。
この作品は、皇帝レオポルド二世の戴冠式で上演するため1791年に作曲されたもので、戴冠の祝いの中に平和への祈りが込められたものとなっています。実在のローマ皇帝ティトの生涯を借りて、皇位継承をめぐる皇帝暗殺未遂、剥き出しの権威欲、愛と憎しみ、戦いと赦しを描いた音楽は、騒然とした現代に生きる私たちに、時代を超えて“愛とは何か? ”“平和とは何か? ”を問いかけています。
当会は、『魔笛』と並ぶモーツァルト最晩年のこのオペラを上演するにあたり、指揮には近年躍進目覚ましい園田隆一郎氏、演出に豊かな造詣に基づいた彫りの深い作品作りに定評のある岩田達宗氏を迎え、北海道初演として札幌交響楽団の演奏にて全幕(原語・字幕付き)上演致します。
北海道二期会
2021年2月、コロナ禍の中にあっても「蝶々夫人」を見事に上演し、多くの観客に夢と感動、そして、勇気と希望を与えてくれた北海道二期会の皆さん。今年も未だ厳しい感染状況が続く中、北海道初演のオペラに挑みます。
多くのキャストやスタッフが長期間にわたり深くかかわるオペラ公演では、常に感染のリスクと闘いながらもクオリティの高いものを求める続けるには、個人の強い意志と同時に一人一人に勇気と決断力が必要であることは言うまでもありません。
人と人との距離が制限される今こそ、誰もが日常から心を解き放ち、感動を分かち合える瞬間を待ち望んでいます。人が人として生きていくために心の豊かさを求めている今の時代に応えるべく、芸術家の皆さんも日々魂を注ぎ、様々な場面で歓びの時を準備してくださっているのですね。
皆さまどうぞ心ゆくまで作品の世界観にひたり、心を満たしてください。