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広島県出身で札幌市在住のマリンバ奏者木上智保子さんが、MCを交えながらマリンバのために作曲された作品を演奏します。難解と思われがちな現代音楽を絶妙なトークとともに親しみやすく、楽しくみなさまにお届けします。
2022年度道銀芸術文化助成事業
木上智保子マリンバリサイタル vol.2
木上智保子
日 時
2022年9月9日(金) 19:05開演/18:40開場
会 場
札幌市時計台ホール
札幌市中央区北1条西2丁目
出 演
木上智保子(マリンバ)、青野有里(ピアノ)
入場料
全席自由 前売り一般2,500円、学生1,500円(当日は各1,000円増)
問合せ
c.kigami.info@gmail.com
♪プログラム♪
高松知未(2021年委嘱)/モノ
加藤大輝 /Letters for Marimba
三関健斗 (2020年委嘱)/「ナハトムジーク」による昼のさざめきⅡ
以上、マリンバソロ
小野史敬(2020年委嘱)/春、立ちぬ (ピアノ伴奏版)
伊福部昭 /ラウダ・コンチェルタータ
以上、マリンバ&ピアノ
・*⁎♬~ MESSAGE ~♬⁎*・
皆様初めまして!マリンバ弾きの木上智保子と申します。木曜の木に上下の上で「きがみ」と読みます。広島出身ですが気がつけば北上を続け、4年前から札幌で活動をしています。おしゃべりとマリンバを弾く事の大好きが溢れ出し、今回も作品に対する思いや裏話をおしゃべりを挟みながらマリンバの為に作曲された作品を演奏します。
今回の選曲は「お会いした事がある作曲家」「行った事のある場所にゆかりのある作曲家」をテーマに、自身で委嘱した作品の再演や、音更の記念館まで足を運んだ伊福部昭作曲「ラウダ・コンチェルタータ」に挑戦します!
全て邦人作曲家の作品ですが、マリンバのあたたかい優しい音色でとろけるような美しい作品から、リズミカルで緊張感のある打楽器的な作品、ピアノとのアンサンブルで変わるスタイリッシュな作品まで様々な音楽をお届けします!
木上 智保子
「~心の健康のために木上智保子のマリンバを聴きたい~と思っていただけるような公演を作り上げていきたいです。」と、語る木上さん。コロナ禍の中、数々の困難を乗り越えて開催した昨年の初ソロリサイタルでは、「やっぱり音楽はいい。生音を体で感じることは心の健康になる」と好評をいただいたそうです。
コロナ禍の中、コンサートの中止や延期を余儀なくされましたが、「こんな時だからこそ、音楽を、生の音楽をたくさんのみなさまに届けたい」と、多くの演奏家が自分を信じ、演奏に耳を傾けてくださる皆さまの姿に思いを馳せながら、ひたむきに努力を重ねています。そして、木上さんもまた同じ思いでリサイタルを迎えるのですね。札幌時計台の鐘の音に導かれながら、軽妙なマリンバの演奏をお楽しみください。