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マックス・レーガー生誕150年を記念して、ピアニスト岡本孝慈さんがプロデュースするコンサートシリーズ。11月は「歌曲とピアノ曲」」です。
2023年度 道銀芸術文化助成事業
マックス・レーガー生誕150年
レーガーの夕べ
―レーガーとブラームスの歌曲とピアノ曲―
日 時
2023年11月29日(水) 19:00開演/18:30開場
会 場
ザ・ルーテルホール
札幌市中央区大通西6丁目3-1
入場料
全席自由 2,500円
出 演
伊藤真由美(メゾソプラノ)、岡本孝慈(ピアノ)
問合せ
ミューズコンサート札幌 011-300-8084
♬プログラム♬
マックス・レーガー
カーネーション Op.15-3
満ち足りた幸福 Op.37-3
そっと、そっとそよ風が吹いて Op.97-2
天上の神に栄光あれ! … 他
バッハの主題による変奏曲とフーガ ロ短調 Op.81
ヨハネス・ブラームス
五月の夜 Op.43-2
乙女の歌 Op.85-3
野原に独りぼっち Op.86-2
4つのピアノ小品 Op.119 … 他
・*⁎♬~ MESSAGE ~♬⁎*・
マックス・レーガー(Max Reger, 1873-1916)はドイツの後期ロマン派の作曲家で、シェーンベルクなどの近現代の作曲家たちが脚光を浴びる中あえて3大B(J.S.バッハ、ベートーヴェン、ブラームス)の精神とスタイルを受け継ぎ発展させました。日本ではあまり知られていませんがドイツではとても有名な作曲家で、変奏曲やフーガなど複雑で重厚なハーモニーや多声的な音楽は弾き手にも聴き手にも少し難しいかもしれませんが、小品や歌曲はしばしばシンプルでとても美しいです。生誕150年を迎え少しでも彼の音楽が普及することを願い、素敵な演奏会になるよう頑張りたいと思います。皆さまのご来聴を心よりお待ちしております。
岡本 孝慈
没後100年にあたる2016年にも道銀芸術助成事業として「レーガーの夕べ」を開催し、知られざる作曲家の存在を明らかにした岡本さん。今回も「マックス・レーガーの作品との出会いと、その研究により留学が認められその成果が現在につながったことへの感謝の気持ちを込めて、ドイツ音楽の王道を貫いた知られざる作曲家の逸品を堪能する一夜としたい」と意気込みを語ってくださいました。
本公演に先立ち10/25には同会場でクラリネットの河野泰幸さんと「クラリネット・ソナタ全曲演奏会」も予定されています。どうぞ併せてご鑑賞ください。