終了しました。ありがとうございました。
ヴァイオリン&チェロ&ピアノのトリオがシリーズで開催する室内楽シリーズの第8回。なかなか演奏機会の少ない室内楽の中から厳選のプログラムを皆様にお届けします。
2022年度道銀芸術文化助成事業
ピアノトリオのひととき vol.8
夜のア・ラ・カルト
日 時
2022年11月7日(月) 19:00開演/18:15開場
会 場
ふきのとうホール
札幌市中央区北4条西6丁目 六花亭本店6F
出 演
辻千絵(ピアノ)、福井岳雄(ヴァイオリン)、中川恵美(チェロ)
入場料
全席自由 前売り一般2,500円、学生1,000円(当日は一般のみ500円増)
問合せ
090-2070-8706(演奏会実行委員会)
♬プログラム♬
ボフスラフ・マルティヌー/ピアノ三重奏曲 第3番 H.332
吉松隆/アトム・ハーツ・クラブ・トリオ 第1番 op.70d
ジャン・クラ/ピアノ三重奏曲 ハ長調
・*⁎♬~ MESSAGE ~♬⁎*・
早いもので、このシリーズを始めてから今回で8回目を迎えました。前回まではブラームスのピアノ入り室内楽作品を順番に取り上げ、三重奏、四重奏、五重奏とコンプリートしてきました。今年はブラームスを離れて珍しい曲目でプログラムを組み、新たな楽しみをお客様と共有できたらと思っております。
マルティヌーの3番は含みのある旋律をたいへん構築的に練って作った作品で色々驚かされる部分があります。吉松のアトム・ハーツ・クラブ・トリオは同タイトルの名作カルテットをご本人がトリオに編曲したものです。そしてクラのピアノ三重奏曲、これはご存知の方はあまりいらっしゃらないと思われますが、船乗りでもあった彼の国際色豊かな旋律が楽しめる隠れた名曲です。どの曲も北海道では初演と思われます。秋の夜に私たちと新しい発見をしつつ、ピアノ三重奏の響きをお楽しみ頂ければ幸いです。
辻 千絵、福井 岳雄、中川 恵美
Vol.8を迎える今回、「既存のものの上に進化した響きや技法を乗せていく難しさ、楽しさを味わいながら日々研鑽し、本番当日ご来場いただいたお客様に、新しい発見と喜びを共有していただきたい。」と意気込みを語るトリオの皆さん。目標であったブラームス作品にも一つの節目を迎え、Vol.8はまた新たな発見と感動を予感させる期待のステージになりそうです。皆さまどうぞお楽しみに!