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札幌市在住のフルート奏者高殿幸(たかどのゆき)さんが二人の共演者を迎え「組曲」をテーマにリサイタルを開催します。定番曲から現代の作品まで、フルート&ピアノ、フルート&マリンバによる多彩な楽曲をお楽しみください。
2021年度 道銀芸術文化助成事業
高殿 幸 フルートリサイタル 組曲
日 時
2021年10月11日(月) 19:00開演/18:30開場
会 場
ザ・ルーテルホール
札幌市中央区大通西6丁目3-1
出 演
高殿幸(フルート)、鎌倉亮太(ピアノ)、沓野勢津子(マリンバ)
入場料
全席自由 前売り一般2,500円、学生1,500円(当日は各500円増)
問合せ
090-4825-3969 (実行委員会)
suite20211011@gmail.com
♫~プログラム~♫
J.ラター Suite Antique(フルート&ピアノ)
伊藤康英 フルート・レストラン(フルート&マリンバ)
C.ドビュッシー シリンクス(フルートソロ)
R.R.ベネット アフター・シリンクスⅡ(マリンバソロ)
Ch-M.ヴィドール Suite Op.34 No.1(フルート&ピアノ)
・*⁎♬~ MESSAGE ~♬⁎*・
フルートの組曲と言えば?と問えば、フルートを吹いたり好んで聴いたりされている方は口を揃えて「ヴィドールの組曲!」と言うのではないかと思います。そう、定番曲なのです。ヴィドールは19世紀のフランスで教会オルガニスト、作曲家として活躍した人です。フルートとピアノのためのこの組曲は、ロマンティックなメロディと華麗なテクニックの見せ場が聴くものを魅了し続けています。鎌倉亮太さんの素晴らしいピアノと共にお届けできることを楽しみにしております。
今回はどこかで本番にかけたいと思っていた伊藤康英先生のマリンバとの組曲と、気になって楽譜は入手済みだったラターの組曲がどちらも組曲だったことから、外せない定番と合わせた「組曲」がテーマのプログラムとなりました。マリンバとの組曲もなかなか演奏の機会が得られずにおりましたので、ご共演いただけることになった沓野勢津子さんとこの愛らしい作品を演奏できるのは大きな喜びです。しかも沓野さんからは、フルート独奏の金字塔「シリンクス」に続けて演奏するために作られた曲があると伺い、時代の違う2人の作曲家による「組曲」もプログラムに入ることになりました。わくわくします。どのような世界が現れるのでしょうか・・・
作曲家それぞれの曲の組み方。作曲家違いの曲と曲との融合。フルートとピアノ。フルートとマリンバ。様々な組み合わせの妙を感じていただけたら幸いです。
高殿 幸
≪2020年、自身の成長を遂げるために企画したリサイタルは、新型コロナウイルス感染拡大の影響によりやむなく中止に。そして今年、今だからこそ、音楽への純粋な想いを形にすることに意味があると思い、再度リサイタルに向かうことを決めた≫という高殿さん。
コロナ禍の1年は改めて音楽と向き合う大切な時間となったようです。こだわりのプログラムに込めた想いを、共演者のお二人もしっかりと受け止め、演奏できる喜びを音楽にのせて皆さまにお届けします。多彩な「組曲」の数々をどうぞお楽しみください。