終了しました。ありがとうございました。
白糠町出身、文化庁在外派遣研修員としてスウェーデンに留学経験もある大久保光哉さんが、ライフワークとしてきた北欧歌曲と日本の声楽曲を披露します。気候風土が北海道と似ているという北欧の地に思いを馳せ、初秋のひととき豊かな音楽をどうぞお楽しみください。
2021年度 道銀芸術文化助成事業
大久保光哉 バリトンリサイタル
~北欧と日本、伝承を歌う~
日 時
2021年9月25日(土) 14:00開演/13:30開場
会 場
ザ・ルーテルホール
札幌市中央区大通西6丁目3-1
出 演
大久保光哉(バリトン)、浅井智子(ピアノ)、久東寿子(二十五絃筝)
入場料
全席自由 前売り一般3,000円、学生2,000円(当日は各500円増)
問合せ
011-665-0675(平和ステージオフィス)
office-p@r7.dion.ne.jp(平和ステージオフィス)
♫~プログラム~♫
セーデルマン 「ヘイメル王とアスレグ」
ペテッション=べリエル 「セメレ」、「ヴィッレモ」
シベリウス 「マグヌス公」、「水の妖精」、「テオドラ」、「そよげ葦」
ステンハンマル 「フローレスとブランツェフロール」
三木稔 歌楽『ベロ出しチョンマ』
・*⁎♬~ MESSAGE ~♬⁎*・
昨年4月より北海道教育大学岩見沢校准教授として着任し、活動の拠点を北海道に移しました。30年以上前、北海道銀行に勤務していたこともあり、札幌はとても懐かしいところです。その札幌で、今回は私がライフワークとしてきた北欧歌曲と日本の声楽曲を演奏します。
北欧歌曲は、スウェーデン留学時に研究してきたもので、なかなか演奏される機会の少ないものですが、北海道の気候や自然など共通する感覚があり、みなさんには広く共感をもっていただけるものであると思っています。今回は、お越しいただく方々に、より身近に北欧歌曲をお楽しみいただくべく、使用テキストの訳詩朗読を曲間に挟みつつ進行する予定でいます。
また、歌楽【ベロ出しチョンマ】は、2021年没後10年にあたる三木稔の作品で、西洋音楽と日本音楽の融合を目指した謡い語りと記されたバリトンと箏のためのモノオペラです。目指せ!白石 加代子の『百物語』!!
大久保 光哉
現在は声楽家、北海道教育大学岩見沢校准教授でありながら、過去には慶応義塾大学法学部を卒業後、北海道銀行にて「銀行員」という異色の経歴をお持ちの大久保さん。銀行を退職後は音楽の道を志し、東京藝術大学大学院、文化庁オペラ研修所、スウェーデン留学と研鑽を積み、東京を拠点にこれまで数々のオペラやリサイタルなどに大活躍されてきました。
数年前に札幌で開催されたリサイタルは大変印象深く、演奏技術の高さはもちろんのこと、お話と「魅せる演出」に会場全体がすっかり大久保ワールドに惹き込まれていました。今回のリサイタルも充実のプログラムに期待が高まります。そして、今後のご活躍もまたさらに注目したいですね♪~
皆さまのご来場をお待ちしております。