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札幌市在住の画家北山寛一さんが、長年のテーマとなっている「ランドスケープ」を展覧会名に掲げ、個展を開催します。

 2024年度 道銀芸術文化助成事業 
北山寛一展「ランドスケープ」

 会　期 
2024年9月3日(火) ～8日(日)
10:00～19:00／最終日は17:00まで
 会　場 
大丸藤井セントラル・スカイホール
札幌市中央区南1西3-2 大丸藤井セントラル7F
 出品者 
北山寛一
 入場料 
無料
 問合せ 
011-231-1131　大丸藤井セントラル 

・*・⁂～ 個展に寄せて ～⁂・*・

自己の作品については、「ランドスケープ（心の舞台）」そのものが長年のテーマとなっています。
現在の作品も俯瞰して眺めれば、それが必然的な流れであったことが理解できます。個展を含め、様々な展覧会に出品し、ゆうに50年を超えました。今回展では横長の変形150号から小品サムホールまで約20点の油彩・水彩などで会場を構成します。

北山寛一

昨年は「ホロナイ鳥瞰」をテーマに個展を開催した北山さん。幌内は札幌から北東へ約50㎞、明治時代から炭鉱で栄えた町で、画面に収められた作品はまさに「原風景」。見る人の心に「鉄道員（ぽっぽや）」のシーンを思い浮かべるような懐かしい記憶を呼び覚まし、作品の前で思わず自分の心にしまっておいた思い出話を誰かに語りたくなるような心あたたまる素敵な展示でした。
その流れからの本展のテーマは「ランドスケープ」。展示作品の一つ「カムイ」は後志の神威岬の風景です。国内外の心に残る風景を取材し絵に描き続ける北山さんのランドスケープ。その世界観をお楽しみください。