終了しました。ありがとうございました。
道内の美術家たちが集まり、病院にアートの世界を創造します。
コロナ禍の中、静かに、優しく人々の心に寄り添い続ける美術作品は、作品に込めた作家たちの想いが命の輝きや希望の光を放ち、今日も誰かの心にあたたかな感動を与えてくれることでしょう。
道銀文化財団後援事業
びょういんあーとぷろじぇくと19-23展(第17回)
Vol.5 - ゆきとけ うたうたう 庭
会 期
2023年1月23日(月)~3月31日(金)
時 間
12:00~18:00
会 場
医療法人北志会 札幌ライラック病院1F 待合室、通路他
札幌市豊平区豊平6-8-2-18
011-812-8822
出 展
安藤文絵、小林麻美、八子直子
料 金
無料
問合せ
hpj2023@hinoma.com(びょういんあーとぷろじぇくと)
⁂ MESSAGE ⁂
医療の場を、こころの通った温もりの感じられる人間らしい空間に近づけようと、2019年夏から17名の美術家と行ってきた「びょういんあーとぷろじぇくと19ー23」は、今回、最終章を迎えます。
途中、コロナ禍により、会えない、触れないといった経験から、切なくも離れることで深まった他者への思いがありました。それまで、あたりまえだった日常が、愛おしくかけがえのないものとして浮かびあがってくるようでもありました。
医療・福祉の場に芸術があるとはどういうことなのか。厳しい状況下にあっても活動を継続させていただけたことで、私たち美術家の中には、誰かを意識し祈るという行為に制作を重ねていく人も少なくありませんでした。
人は、個々ばらばらにあるのではなく、心の奥底に相通じる何かを持って生きているように思います。アートがお互いをよりよく知り、人と人との関係性を豊かにすることのひとつとして、社会全体で働いてくれることを願います。
ここまで当活動を導いて下さった全ての皆さまに、こころより感謝を申し上げます。
びょういんあーとぷろじぇくと 代表 日野間 尋子